2019年に引き続き、象ビーチの人気は2020年も衰えることなくまだまだプーケットの人気アクティビティの1つであります。
本記事は「プーケットのビーチで象と遊ぶ!ラッキービーチの2019年版!」をベースに2020年最新版へ修正・加筆致します。
象ビーチの場所について
象ビーチをGoogle Map等で探す際には「LE TONG Bar & Restaurant」というレストランを目印にすると正確な場所を見つけやすくなっています。
自分で行くのは大変!不安!という方は是非是非フォトジェニックツアー や貸切チャーターをご利用くださいませ。
上記レストランの脇より階段を下っていきます。

下りは美しいビューも楽しめ、元気に降りていかれるのですが、、、

途中にはこんなフォトスポットになる場所も。
一番下にたどり着いてからがちょっとわかりづらいかもしれません。
バーカウンターを左手に、、、
バー建物前の岩だらけの細い道を奥に進むと、、、
受付があります。

象ビーチの受付。ここで予約確認やリクエストを受けます。撮影したデータもここで受け取り。
象ビーチ到着から水浴び、データの受け取りまでの流れ
受付に到着したら、Roura Thailandのロゴを提示し、代表者名をスタッフへ伝えてください。
予約確認時にスタッフと確認するのは、、、
- 有料の撮影サービスについて
500THB/グループで50-100枚程度の写真を象ビーチスタッフが撮影してくれます。撮影データは終了時にスマートフォンに直接データ転送してくれるので、その場で写真を確認することが出来ます。申し込みたい場合は受付時にリクエストを。フォトジェニックツアーでは写真サービスが無料になる感謝キャンペーンもありますよ〜!
- 象の大きさについて
現在小さい象は2歳から、平均6、7歳の象がいます。もし希望があれば小さい大きいで簡単にリクエストしてください。 - 象との水遊びについて
象との水遊びでは象が鼻で持ち上げて放り投げてくれたりと予想外に濡れます。もし投げられたくない、濡れたくない場合は受付時や象使いにはっきりNO!とお伝えください。
Roura Thailandのフォトジェニックツアーや貸切チャーターで行かれる方は事前にリクエストをいただければ予約時にあわせて手配させていただきます。

服を濡らしたくない場合、水に入りたくない場合は、ビーチのみでの撮影も可能。(ただし、満潮時にはビーチ部分も海に沈んでしまう場合もあるので注意)
象のおやつのバナナも受け付けで販売しています。一房100THB。

至近距離で直接手渡しできるのもタイならではの魅力。象さんかなりの食いしん坊です。
水浴びの時間は15分〜20分ほど。GoProや自分のスマホで撮影OKです。ただし前述のようにかなり濡れますので、スマホの水没には十分注意ください。

要注意!若い象さんはいたずら好きなので、隙をみては海に落としにかかります!
水浴びが終わったらシャワールームを使用できます。

受付の裏にあります。

シャンプー、ボディソープ類も一応置いてあります。タオルの持ち込みはお忘れなく!
トイレに関しては階段途中の以下2箇所を使うことができます。
写真撮影を申し込んでいた場合は受け付けで写真の確認・受け取りをして終了です!
象さんビーチの象と象使いについて
象さんビーチの象はエレファントトレッキングの象と違い、鎖で繋がれたり椅子を取り付けられたりしていません。また象使いたちはよく象使いが使用するアンカス(象用のフック)も持っていません。
象使いの掛け声のみで写真撮影用のポーズ指示に従う象達の賢さには驚くばかりです。これは素人の根拠のない感想ではありますが、動物園やトレッキング場でよく見るストレスによる常同行動(首振りなど)もここの象たちには見られず、象使い達の象への接し方も優しく見えます。

象使いに甘える子象。どうやら眠くなっちゃったようです。
2019年5月にはローカルジャーナリストにより、象ビーチのアクティビティはビーチの珊瑚を破壊し、また象を海へ入れることは象への虐待ではないかとの声がSNS上であがり注目を浴びました。
その際には天然資源環境省の調査が入り、アクティビティが行われる周辺には珊瑚は生息しておらず、象と珊瑚どちらも傷つけていないことが公式発表されました。調査時点では象への虐待も認められず、懸念されていた子象の違法取引等の逮捕者も出ていません。
現時点では象ビーチでは象のコンディションや飼育環境も良く、問題はないように思われます。しかし観光ビジネスに象が使役されていることは否めません。プーケットの美しいビーチで象と水浴びができるのは、プーケットを訪れる観光客に皆さまには思い出深い体験となるかと思います。皆様により本当の意味で良い、そして正しい体験をしていただくため、象ビーチの動向については引き続き注視していきたいと思っています。
象さんビーチ利用時の注意点について
①潮況によってビーチの様子はだいぶ変わる
満潮時には砂浜部分がまったくなくなったり、干潮時に海底の岩場が見えたりと写真で見るビーチの様子とは酷く異なる場合があります。潮況はオンライン上でチェックすることも可能ですが、程度は天候や時期によっても変わるのであらかじめの予測は難しいものがあります。

水浴び、、、というには少し厳しい状況です。
②水着、着替え、タオルをご持参ください。フォトジェニックツアーの場合は特に、着替え等のためにホテルへ戻ることはできません。
③象ビーチではタイバーツ現金のみ使用できます。クレジットカードは利用できませんので、現金でご用意ください。
④日焼け止めの使用について。象の肌および海洋生物を守るため、日焼け止めは有害成分を含まないものをご利用ください。ハワイのビーチで有害物質を含む日焼け止めの使用が禁止され、日焼け止めの海洋生物への影響は大きな注目を集めました。タイでもその活動は広がってきています。サンゴに優しい日焼け止めなど日本でも購入できる日焼け止めがあるので、是非旅行前にチェックしてみてください。

有害成分を含まない日焼け止めの1つ。日本でも販売されています。
⑤購入した写真について
購入した写真のデータに問題がないか必ずその場で確かめてください。
象ビーチでのデータの保管はいい加減&利用人数が多いためちゃんと管理できていません。特に1週間を過ぎるとデータ自体を消去してしまうので、問題がある場合は必ずその場での解決を!
危険ではないのか?というご質問につきまして
日本で何故こういったアクティビティができないのか、ということを考えれば答えば明らかではありますが、、、象に限らずトラやワニなど動物との近い触れ合いが絡むアクティビティに「危険がない」ということはありません。
何か事故等が起きた場合でも、こういったローカルアクティビティの主催団体はきちんと責任を取ることが出来ないかと思われますので、前述の「象さんビーチの象と象使いについて」の章とも合わせて検討いただき、ご自身の責任・判断においてご参加ください。
象ビーチの料金と予約について
プーケットで大人気の象ビーチについて最新情報をお届け致しました!ビーチで象と写真が撮れるのはタイ国内でも珍しく、プーケットでも注目のアクティビティに成長しています。プーケット内でも体験できる場所が限られているため、かなり混みあっている日も。。。プーケット1のアクティビティ、本記事が皆様の旅プランの参考になれば幸いです。
象ビーチを立ち寄り先に含むツアー
乗り放題!貸切チャーター人気ルート:象ビーチ・タイガーキングダム
象ビーチ利用料金(2020年1月現在)
1,000THB/名様
写真撮影料金 500THB/グループ